
「何かあったらここに連絡して」と教えられた連絡先。
「ありがとう。」とそれを控える私。
でもごめんね。私、知ってるんだ。
そこで連絡したら貴方がチャットに来なくなることを。
知ってるんだ。情報は回るから。
他の女の子とそのことでトラブルを起こした事も。
「本当に遠慮しなくていいんだよ」という貴方。
「何時でも頼ってきていいんだよ」という貴方。
でもごめんね。その貴方の強かさが、
まるでヤリ捨てた男への嫌悪感に似ているんだ。
そして私は控えたメモ用紙を破り捨てて
何かを失ったかのような寂しさに駆られるんだ。
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