Two-facedness(夏麻ver.)
チャットガールの本音裏日誌
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彼女はとても売れっ子チャットレディで
私はいまだに待機している姿を見たことが無い。
その幼げな顔立ちに似合わぬ大人びた眼差し。
確かに私が男だったらチャットに行っているかもしれない。

でも夏麻は見てしまった。

彼女がリストカットの写真を公開していることを。
そして色恋営業をしていることも知ってしまった。

色恋営業は悪いとは思わない。
夏麻には出来ないけれども、
それもチャットレディーとして生き残っていくうえでの努力と考えれば
色恋に対しては「そういう子なんだな」で終わってしまうけれども。

私のところに話にくる会員さん数名がその子の色恋戦略にすっかりはまり
彼らと話すたびに
「昨日はスカイプで何時間しゃべった」だの
「一緒に住むかもしれない」だの、のろけ話を聞く事になる。
それはそれで応援しているフリをしてそれなりの会話を続けるのだが、
Aさんは彼女と住むかもと言い、Bさんは彼女と付き合っている気でいて
Cさんは彼女のためにせっせと料理を覚え
そんな彼らの姿をみていると、なんとも言えない気持ちになる。

そんな事を仲の良いチャトレに話したら
「引っかかる方が悪い」と言われたが、
確かにそうかもしれない。

でも終わりの見えた恋を応援する私も
結構辛いんです。




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