範(茉莉ver.
チャットガールの本音裏日誌
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あのころは、毎日チャットに行くのが
自分の使命のような感覚でした。

別に行かなくってもいいのです。

でも、毎日、そこにいなければいけない。。。
という気がしていました。

たくさんのメール。
まだ来ないの?
まだ来ないの?
まだ来ないの?

と。

別に行かなくてもいいのですが。

どんな気分のときも
バイト帰りで死にそうに疲れたときも
自分を奮い立たせ
笑顔で画面に向かっていたものです。


彼は毎週土曜日にやってきました。
私は、土曜日がくるのを、楽しみにしておりました。
同じような、ほめ言葉を聞き
同じような相談を受け
同じようなエロ要求に笑って対処する毎日で

土曜日を楽しみにしておりました。


最初は、えらい普通のオニイサンが来たもんだ。
と。
そう思っておりました。

「フツーのオニイサン。」

それが重要でした。

チャットをはじめる前までは
ワタシも、
ネットの世界ってオタクみたいな人ばっかり。
と思っておりましたが、
実際やってみると、そこまででもないような
気がしておりました。

とはいえ。

やはり、どう考えても、ネット上で
「茉莉チャン、茉莉チャン」
と追っかけてくる会員様には
どうも茉莉の理解の域を超えるような人が
多くいたのも事実で。。。

フツーの会話ができる人。

ネット上ではなく、
フツーに友達の中にいそうな
フツーにその辺歩いてそうな

私にとっては
そんなフツーの人が、とても、新鮮に思えてしまうのが
この世界なのでした。

そうして、彼のやってくる土曜日が
大好きになりました。



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